現代社会で悪化する健康リスク
最近は特に、原因不明と称される体調不良を訴える人が多くなりました。
働く男性だけでなく、女性もホルモンの他、体調不良に悩まされることが多くなってきています。
また、2020年を発端とした新型コロナの影響によって、人々の生活は全く変わりました。
外出の減少や、自宅待機で筋肉を動かす機会が減り、
マスクの常時着用によって呼吸が浅くなっている為、更に免疫力を低下させる悪循環がおこっています。
そんな人がうつ病や不眠症、自律神経失調症などメンタルの疾患を抱える人も珍しくなくなりました。
ただ、コロナ禍において唯一垣間見えたことは、
今までの自分の体調管理や仕事とライフバランスを見直して、ライフスタイルを変えるも多く、
人生100年時代が到来している今、色々な気づきがある人も多くなってきたことも確かです。
北斎流で言う「無理せずに、楽しく、美しく、長生きを」が簡単でなくなった今、
まずは自らが健康へ目を傾け、未病に対応していく。
これは、家族や周りへの義務であることは当然のように思えます。
まず、目指すのは、「平熱を37度に維持すること」です。
日頃から運動をしている人でも平熱が低いようなら要注意です。
血液が冷えていると、それを循環させても効果は半減してしまいます。
体温が下がるほど体内の細胞は不活発になるため、
消化吸収から思考力に至るまで、多くの臓器・身体機能が低下します。
50年前に比べて低体温化している日本人。日本人の平熱は低温化傾向にあります。
検温が日常になった昨今、自分の平熱は低温だと気付く人もいるでしょう。